『東京大学経済学部資料室年報』第15号を刊行しました。内容は以下の通りです。
いずれも経済学図書館で閲覧できます。オンライン公開はしばらくお待ち下さい。
特集1 対話型鑑賞から読み解く「ホガース版画」
- ホガース版画に読む“虐げられた子どもたち” : 多様性と複眼的視点をもつ画家の叫び(森 洋子)
- ホガースの服飾描写を読み解く(山﨑稔惠)
特集2 特別講義(ミニシンポジウム)「博物館と文化財行政を考える : 地方・民間・行政」
- 文化財行政の実際について(河合 忍)
- 岡山県立博物館の運営について(内池英樹)
- 企業における博物館の運営(浅利尚民)
特集3 東京大学経済学部資料室創設110 年記念シンポジウム「企業史料を未来へ伝えるために大学・研究機関として何ができるのか」
- 開会挨拶(阿部武司)
- 東京大学経済学部資料室の未来計画青写真(小島浩之)
- 学術機関における企業史料の捉えかた(矢野正隆)
- 東京大学経済学部資料室におけるアーカイブズ教育への取り組み(森脇優紀)
- シンポジウムに寄せて(石原俊時)
- 閉会挨拶(小野塚知二)
研究ノート
- 創業 134 年 ライオン(株)のアーカイブ移転顛末 : 老舗企業が保存すべき資料とは(土岐育子・福島浩)
- 東京大学経済学部資料室における教育活動の成果と展望 : 全学体験ゼミナールを利用した教養教育を事例として(森脇優紀)
- 台湾南部歴史調査報告(台南・嘉義): 特に明清古墓を中心として(佐々木 愛・石川重雄・兼田信一郎・戸田裕司・小島浩之)
報告
- 東京大学経済学図書館所蔵遼代銭貨の非破壊化学分析(鈴木 舞・飯塚 義之)