デジタル展示館

これらはすべて経済学部図書館で所蔵している貴重資料の画像アーカイブです。
  1. ケインズ・ハロッド書簡集
    この書簡集は「雇用・利子及び貨幣の一般理論」(1936)で有名なケインズ(John Maynard Keynes,1883-1946)が
    「ケインズ伝」の著者であるロイ・ハロッド(Roy Forbes Harrod, 1900-1978)に出した書簡集です。ハロッドはケイン
    ズともっとも親交のあった経済学者として知られており、自身もケインズ経済学の動学化を行った著名な経済学者として
    「動態経済学序説」などの著作があります。
    
  2. 古貨幣古札
    古貨幣は故藤井栄三郎氏が蒐集、昭和2年に本学部に寄贈した東洋諸国の古代から近代にいたるまでのコレクションです。
    総数12、000を越えるこのコレクションは、日本銀行所蔵の古貨幣に次ぐ日本最大規模の古貨幣コレクションの一つで
    す。古札は、実業家安田善次郎氏が大正12年に本学に寄贈したもので、総数約25、000枚に及ぶコレクションは、
    日本銀行所蔵のものとともに日本有数のコレクションの一つと言われています。
    

  3. マルクス自筆書簡
    この手紙は、1878年1月1日付けのトマス・オルソップ(Thomas Allsop)宛のマルクスの返信です。トマス・オルソ
    ップ(1795ー1880)という人はイギリスの株式仲買人にして、チャーチストの同人でもあった人物で、パリ・コン
    ミューンのころからマルクスと文通があり、コンミューン亡命援助のことでマルクスと何度か直接会ってもいます。マルク
    スは、手紙の冒頭でトラファルガー広場での政治集会に触れ、自らもその組織化に密かに関与したと述べた後、露土戦争
    (1877ー1878)を背景とした当時の政治状況に批判的に言及しています。(「経済学論集」35巻1号 鈴木鴻
    一郎「<資料>マルクスの手紙」参照)