東京大学大学院経済学研究科所蔵    山一證券資料目録データベース

最終更新日: 2010年12月2日


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    このデータベースは本研究科が所蔵する山一證券資料のうち、1998年寄贈の「第1次寄贈資料」分のみを公開対象としています



    凡例【PDF】

    山一證券資料目録データベースの公開によせて
       経済学研究科に所蔵される企業資料群の由来を辿ると、法科大学時代、大正2(1913)年に設置された商業資料文庫に遡ります。以来、数多の企業資料が収集整理され、これらは、本研究科蔵書の重要な一角を占めることになりました。
       山一證券資料は、この企業資料群の中でも一二の規模を誇るもので、1997年の経営破綻直後に寄贈された社史編纂室および経営企画室所蔵分(「第1次寄贈資料」)、そして、2004年に寄贈された現用文書等(「第2次寄贈資料」)から構成されています。
       資料の多くは一般に公表することを目的としたものではなく、また、紙質の劣化や、記録材料の褪色等の問題もあり、原本の利用・保存には多くの困難が伴います。また広く公開するためには媒体の変換が不可欠でしたが、この度、極東書店の協力により、「第1次寄贈資料」(約2000帙相当)の大半がマイクロフィルムとして公刊されることになりました。このデータベースの対象となるのは、その「第1次寄贈資料」ですが、マイクロフィルム版に採録されていない資料も含まれています。資料全体の整理はまだ完結していませんが、本データベースを通じて、この貴重なコレクションの一端に触れていただきたいと思います。


    2010年12月 東京大学経済学部資料室


    解題・紹介

  • 矢野正隆「東京大学経済学部図書館所蔵『山一證券資料』のマイクロ化と公開について」『月刊IM』47(2), 2008.1
  • 伊藤正直「日本資本市場研究の国際化を目指して - 山一證券社内資料七〇〇箱」『UP』37(6), 2008.6
  • 小島浩之「大学図書館における企業資料の保存 : 山一證券資料を中心に」『平成20年度 第94回 全国図書館大会兵庫大会要綱』, 2008.9
  • 伊藤正直「『山一證券資料』について」『アーカイブズ』34, 2008.12
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